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目に見えない環境汚染時代を生き抜くためにA

環境マテリアル推進協議会の会員の皆さま、2013年の幕が開けて早1ヶ月が経とうとしておりますが如何お過ごしでしょうか。当協議会のさらなるご発展と皆さまのご健勝をお祈りします。

佐 藤理事長が年頭の所感に書かれた「蛇年には大事件が起こる」ことが現実のものとなってしまいました。言うまでもなく、日本人10名の尊い命が犠牲となった アルジェリアの人質事件のことです。無辜の民間人を標的にしたイスラム過激派によるテロ行為に対して心底から憤りがこみあげると共に、日本人としての誇り をもって職務にあたってこられた企業戦士の御霊に心から敬意を捧げ、ご冥福を祈るばかりです。

筆者の友人が、工事が難航し一昨年前に問題 が顕在化したアルジェリア北部における鹿島建設筆頭のゼネコンJVによる高速道路建設プロジェクトに長年携わっているのですが、数年前の一時帰国の折に、 「アルジェリアは今でこそアラブ人が優勢になったけれど、沿岸部には先住民族のベルベル人も結構いて日本の田舎のおじちゃんやおばちゃんみたいに素朴で親 切な人たちですよ」と話してくれたことを思い返しています。

日本はアフリカや中東地域を植民地化しておらず、親日感情を持つ人が多いこと は事実であり筆者も実感していることですが、1990年のイラクによるクウェート侵攻に対抗する多国籍軍による第一次湾岸戦争以降、戦争のスタイルやアラ ブ諸国の勢力図が大きく変わることとなりました。当時の日本は135億ドルもの資金拠出をしたにもかかわらずクウェートからの感謝決議から外されたこと や、日本人も人質として人間の盾として利用されたことなどから、1992年には国連平和維持活動(PKO)協力法が成立して自衛隊の海外派遣がスタートし たときのことを思い出されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本はアメリカと戦った勇敢な国であることや、世界で唯一、原爆 による攻撃を受けながらも経済大国として甦った奇跡の国としても同地域ではよく知られています。戦後の高度経済成長を牽引してきた日本企業こそが、その称 賛に価するものであるにもかかわらず、過激派によるテロのターゲットとなってしまったことのショックは大きく、戦慄を禁じ得ません。2001年の同時多発 テロ事件以降、テロとの戦争が宣言されたことにより勢力図はさらに複雑化し、アフガニスタンやパキスタン、イラクにおいても市民を巻き込むテロが後を絶た ず泥沼化の一途を辿っています。

テロやテロリストを糾弾することは当然ですが、尊い日本人の命を奪った兵器がどこからきているのか追究し ていくことも重要な視点であると考えます。イスラム過激派武装勢力が支配するアルジェリアの隣国マリで掃討作戦を行う旧宗主国のフランス軍とマリ政府軍の 戦いにおいて、武装勢力が使用している兵器の多くはリビアのカダフィー政権打倒のために欧米が与えたものであるとロシアのラブロフ外相が警鐘を鳴らしてい ます。とはいうものの、出口の見えない政府軍と反体制派の激しい戦闘が続くシリアでは、政府軍の兵器の多くがロシア製であり、反体制派にはアメリカ製兵器 が流れています。冷戦中の代理戦争がそうであったように、大国のエゴが蠢いているのです。

アメリカは戦争をしなければ経済がもたないと言 われて久しいですが、アメリカ政府が同時多発テロ事件以降、主としてイラク、アフガニスタンで歳出した戦費は復興費用や本年度の予算額も含めると6417 億ドル(1ドル100円として、64兆円)にも上ると報告されています。(出典:THE U.S. COST OF THE AFGHAN WAR:FY2002 –FY2013 Center for Strategic & International Studies 2012)母国を財政の崖っぷちに追い込みながら戦争で利益を挙げている企業や人間がいることを忘れてはならないでしょう。

前段、第一次 湾岸戦争で戦争のスタイルが変わったと書きましたが、それは、戦争がハイテク化し電磁波や化学物質を使用した兵器が使用されるようになったことや、各国メ ディアがこぞって報道合戦を繰り広げたことによってお茶の間で戦争を観戦できる時代の幕開けとなったことを意味しています。

米国では第一次湾岸戦争から帰還した兵士たちの間で慢性疲労症候群や電磁波過敏症、化学物質過敏症に類似した症状が多発し、「湾岸戦争症候群」と名付けられました。
その理由として挙げられているのが、炎上した石油の揮発物の吸入による影響や予防接種、砂漠特有の虫、電磁波兵器の影響などです。多くが免疫性疾患や自律神経系の患者で、総数は二万人とも言われています。ほとんどメディアでとりあげられることはありません。

  理事長の年頭の所感にも書かれていた集光技術ではありませんが、殺傷力の強い電磁波兵器の開発は古くから進められています。中には人間の細胞組織を貫通す る1〜5ギガヘルツ帯の電磁波を使用している兵器もあります。そして、これらの周波数帯は私たちが日常使用しているブルートゥースを利用した家電や情報端 末をはじめ、携帯電話の周波数にも重なっているのです。民間旅客機の形状をした電磁波兵器(先端より電磁波を照射)や、人間や建物に損傷を与えずに機械系 統にダメージを与える電磁波爆弾など、多種多様な電磁波兵器が既に実戦において使用されているのです。

他にも、劣化ウラン弾も湾岸戦争で 使用されており(アメリカは否定)、因果関係が完全には実証されてはいないものの奇形児や先天性欠損児、白血病や癌が多発していることは事実であり、こう した兵器はダーティー・ボム(汚染された兵器)として核兵器と同様に廃絶運動が世界的に繰り広げられています。

東日本大震災以降、福島の 原発事故による影響についても深く憂慮しておりますが、除染も進まないばかりか、手抜き処理が行われていたことには開いた口が塞がりません。世界で唯一三 度も原爆と原発事故による被曝を経験している日本人のみが世界に向けて核の脅威を訴え続けることができるとも言えるでしょう。

筆者が 1990年代半ばに仕事で出会ったロシア人科学者は、旧ソ連ではレーザー兵器の開発に携わっており、ソビエト崩壊後、米国の著名大学にヘッドハントされ、 米国国防省の予算でテロ対策技術の研究開発を行っていました。NASAにも同じようにヘッドハントされたロシア人科学者が数多く存在するとニューヨークで 知り合ったNASAのロシア出身の宇宙物理学者が教えてくれました。

今回はテーマが戦争やテロに及びましたが、筆者が考える前世紀の環境汚染の最大の原因はアメリカや旧ソ連が中心に約2000回も行われてきた核実験であることや、ダーティー・ボムやハイテク兵器による人体への影響を深く憂慮していることから書かせて頂くことにしました。

筆 者も海外のプロジェクトにおいて、幾度となく危険な現場に居合わせることがありました。スリランカで内戦が激しかった頃に携わった有機農業や環境技術の移 転プロジェクトにおいては、定宿にしていた首都コロンボの欧米系のホテルがチェックアウト翌日にトラック爆弾攻撃を受けたのです。

偶然、 NTTに勤める友人も仕事で滞在しており、チェックアウト当日の朝食をご一緒したのですが、彼は攻撃時に部屋にいたので助かりましたが爆発音と共に窓ガラ スが木端微塵に飛び散ったそうです。負傷した上司は車いす姿で当時の日本の新聞に掲載されましたが、壊滅状態となったロビーに居合わせなかったことがせめ てもの救いでした。

来月は長期海外出張にでますので、出張先からレポートをお送りしたいと思います。

以上