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目に見えない環境汚染時代を生き抜くために@

環境マテリアル推進協議会の会員の皆さま、今年も余すところ僅かとなりましたが如何お過ごしでしょうか。本年を振り返りつつ来年の展望や決意を新たにされていることと思います。

第2回目にして今年最後のブログとなりましたので、今年最も気になった電磁波問題をとりあげてみたいと思います。それは、昨年の流行語にもなった『スマホ』、スマートフォンです。

アッ プルがiPhoneを発表する以前のこと。スマホでいち早く世界市場を席巻したのは、カナダのリサーチ・イン・モーション社が1997年に開発した BlackBerry(ブラックベリー)でした。日本では未だ普及しておりませんが、2004年頃より米国を中心に爆発的にヒットした端末です。2006 年までは日本の3Gでは使用できず、来日された海外のお客様からのクレームがひどかったことを覚えています。

そして、2007年に初代 iPhoneが米国で発表され、2008年に3G対応のiPhoneが日本でも発売されるや空前の大ヒット商品となったことはご承知の通りです。その後、 iPhone3、4と続き、今秋、iPhone5が発売されましたが、2007年〜2012年の5年間の世界の出荷総数は2億5000万台、約12兆円の 売上をもたらしました。アップルは名実ともに時価総額世界一の企業となったのです。

しかしながら、その巨大企業を創業したスティーヴ・ジョブズは、昨年享年56才にしてこの世を去ってしまいました。脾臓癌の治療が遅れたことが原因で肝臓に癌が再発し、肝移植を受けたものの全身に転移してしまったのです。

彼 の癌の悪化が電磁波環境によるものだと主張するつもりはありませんが、iPhoneそのものは電磁波過敏症の筆者には発売当初より恐ろしくて近寄れない端 末でした。後塵を拝した日本や韓国のメーカーも軒並みスマホを開発し、国内の携帯利用者の普及率は倍増して約4割に達し、今年からスマホを利用し始めた割 合も4割と勢いは止まりません。(出典:『スマートフォン/ケータイ利用動向調査2013』インプレスR&D)

この分ですと、年 末年始に携帯電話をスマホに買い替える会員やご家族の方々が大勢いらっしゃるものと想定し、その電磁波対策をご紹介します。スマホは確かに便利で、筆者も 東日本大震災を契機にiPhoneを使い始めました。買ってはいけない、ということではありません。スマートに使いこなして頂ければ幸いです。
第一番目のポイントは、スマホ選びから始まります。人体が電磁波にさらされる折に任意の10g当たりの組織に6分間で吸収されるエネルギー量の時間平均値のことを局所SAR(比吸収率)と呼び、W/kgの単位で示されます。

日 本では平成14年6月より総務省令により2W/kgの許容値が義務づけられています。この値は世界保健機関(WHO)や国際労働機関(ILO)と協力関係 にある国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が、長年の科学的研究に基づき充分な安全率を考慮して策定した国際的なガイドラインとも等しくなってい る、と民間規格を定めた一般社団法人電波産業会は謳っています。

WHOやILOで謳われているガイドラインは確かに同じではあるのですが、医療の診断や治療を受けている患者を除く、と強調しています。

しかも、WHOの専門機関である国際がん研究機関(IARC)は、低周波磁場の発がんリスクのレベルをグループ2Bと位置づけています。グループ1は明らかにヒトに対する発がん性が認められている化学物質や混合物とされており、グループ2A、2Bと続きます。

それでは、ヒトに対する発がん性が疑われている2Bには他にどんなものが含まれているのでしょう。アセトアルデヒド、クロロホルム、コバルト、DDT、パラジクロロベンゼン、鉛、メチル水銀化合物、ウレタン、ガソリンエンジンの排気ガスなどが挙げられています。

さらに、低周波磁場によって脳の松果体から分泌されているメラトニンやセロトニンという生体や睡眠のリズムを司り精神を安定させるホルモンが抑圧されることが判明しており、不眠症や気分障害、統合失調症を患っている人は要注意です。

@局所SAR値の低いスマホ(もちろん携帯電話もですが)を選ぶ。

 各携帯電話会社がウエブサイト上で数値を公開しています。ちなみに、iPhoneの最大SAR値は0.975W/kgですが、ウィルコムは最大でも0.105W/kgと低電磁波設計となっており、医療機関での導入が進んでいるようです。
http://www.nttdocomo.co.jp/product/sar/(docomo)
http://www.au.kddi.com/seihin/support/sar/index.html (au)
http://mb.softbank.jp/mb/support/sar/ (Softbank)
http://www.willcom-inc.com/ja/biz/pu/value/index.html (willcom)

  iPhoneの取扱説明書によれば、SAR値は身体から15mm離して計測した数値となっており、『音声通話または携帯電話ネットワーク経由の無線データ 伝送のために、身体の近くでiPhoneを使用する場合は、iPhoneを身体から15mm以上離してください』と明記されています。想像するに、密着さ せると2w/kgを超えてしまうのではないでしょうか。

Aハンズフリーかイヤホンで話す。通話以外の用途で(メールやSNS等)使用する。

  電磁波は距離の二乗に反比例して急激に減衰していきます。電磁波の発生源を身体から離すことに尽きます。これは携行時も同様です。社内にいてもスマホや携 帯電話を胸ポケットやズボンのポケットにいれていたり、就寝時に枕元に置いている方はいないでしょうか。スマホも携帯電話同様に非使用時でも電磁波を発生 していますので要注意です。使わないときは身体から遠ざけ、鞄にいれて持ち運ぶようにしましょう。

 耳に密着して使用することはやめましょう。特に、発着信時の電磁波出力は強くなりますので頭部から遠ざけてください。

B電波環境の悪い箇所では使用しない。 
 電波のつながりにくいところで通話をしようとすると、自動的に出力レベルがあがり、より強い電磁波にさらされることになります。電波環境の良い場所まで移動して使用しましょう。

C子どもには極力使わせないようにする。
こ れが今回一番強調したかったポイントです。子どもの脳は大人の倍、スマホや携帯電話からの電磁波を吸収します。子どもの頭の形状が電磁波を吸収しやすいサ イズとなっており影響も深刻です。近年は小学生のスマホユーザーも増えておりますが、健全な脳の発育に影響がでることが懸念されます。

子 どもたちに対する携帯電話の規制については、イギリスがいち早く実施しましたが、現在も16歳以下の子どもたちに対して緊急時を除いて使用すべきではない と勧告しています。子どもの寝室にはスマホを近づけないように気をつけましょう。寝る前には機内モードにするなどして携帯電話やスマホの電磁波から子ども たちを遠ざけましょう。

以上、簡単なことですが、日々実行することで電磁波の影響を大きく緩和することができますので、身内はもちろんのことお客様にもアドバイスとしてご活用頂ければ幸いです。皆さまのさらなるご発展とご健勝をお祈り申し上げます。良いお年をお迎えくださいませ。

以上